5/23 私が一番受けたいココロの授業
会社で入社した際に配っている本があります。
この本のタイトルは『私が一番受けたいココロの授業~人生が変わる奇跡の60分~』です。
本の中で仕事に対する心構えなど具体例を元に分かりやすく書かれています。
毎週の社内会議で、この中のディズニーランドの話をメンバーで朗読しました。
この本では3話ほどディズニーの体験談が紹介されており、その中の1つを紹介したいと思います。
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この話はタイトルにあるディズニーランドで起きた話です。
ディズニーランドには毎日沢山のお客様が入場します。
その中で他の人とはちょっと変わったお客様が入場しました。
ご夫婦二人での入場。
このご夫婦はアトラクションを一通り乗り終わった後、
レストランに入りました。
このレストランに入ってくるお客様は家族で入るお客様が多く、
カップルや夫婦二人で食事をしているお客様はいませんでした。
そのレストランに入ってきたご夫婦に、キャストは「お二人ですか?」聞きました。
「2人です。」と答え、二人用のテーブルへ案内。
「ご注文は?」とキャストが尋ね、
二人分の食事コースとお子様ランチを注文しましたが、
「申し訳ございません。お子様ランチは子供の方しか注文することが出来ません。」とキャストは答えました。
しかし、キャストはなぜこのご夫婦がお子様ランチを注文したのかを聞きました。
このご夫婦には一人娘がいましたが5歳で亡くなってしまい、
娘が『ディズニーランドに行きたい』とよく言っていたので、誕生日の日に
してあげようと思いがあって、お子様ランチを注文したのです。
その訳を聞いたキャストは、
「それは大変失礼なことを申し上げました。どうぞ、こちらの席へ移ってください。」と言い、ご夫婦をファミリー用のテーブルへ移動させ、
二人の間に子供用の椅子を用意しました。
そして、二人分の食事コースとお子様ランチが運ばれてきて、
「このお子様ランチは私どもからのサービスです。」と言い、
しばらくすると照明が落ち、アナウンスが入りました。
声のするほうを見ると、ろうそくの火がついたケーキを片手に持って、行儀よく立つキャストの姿。
『本日は特別な日です。
ここにいらっしゃるお子様の誕生日なのです。
どうかみなさま、ご一緒にバースディソングを歌ってください』。
・・・
この夫婦は娘が亡くなったことで、夫婦間に亀裂が走り、
「このイベントを最後にしよう」と離婚の決意をしていましたが、
このディズニーランドのキャストの『おもてなし』で「もう一度二人で頑張ろう」と言い合ったそうです。
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この話を読んで仕事に対する心構えを新たに教えてもらった気がします。
ラクーも仕事上の効率を上げるためにマニュアル化を徹底しています。
いろんな細かい作業を全てマニュアルして効率を上げています。
ただ、そのマニュアル化もお客様があってのマニュアルです。
自分達の都合だけであったり、押し付けてであってはなりません。
お客様の要望をかなえるためのマニュアル化でなくては本来はいけませんね。
弊社のサービスは低価格で品質の良いITサービスをお客様に提供するのが
ラクーのミッションです。これからもお客様本位の姿勢を忘れずにいきたいと思います。