2025.02.10
SNSを利用した採用活動
最新のWebトレンドである、ショート動画を活用したリクルート活動をご紹介します。
効果的なITの活用法や、お問合せを増やすヒントもお届けします。
寒さに負けず、ビジネスを一歩前進させる情報を是非ご活用ください!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
● SNSで採用活動ができる
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
リクルート活動を行う際、TikTokやInstagramといった、
SNSでショート動画を活用することは、どんな業種でも有効です。
とはいえ、まだまだ活用している企業は少ない印象です。
TikTokやInstagramは、20代~30代の方に多く利用されております。
Google検索よりも、写真や動画のあるこれらのSNSを使って検索している若年層も多くいます。
通常、リクルート活動をする際には、求人サイトや求人雑誌などで、
会社を知ってからホームページにアクセスします。
ホームページだけではなくSNSで情報発信していないか調べている求職者も多く存在します。
特に、製造業や「3K(きつい、汚い、危険)」と言われる業種において非常に有効です。
これらの業種は、労働環境や仕事内容に対する偏見や不安を払拭する必要があるため、
視覚的に魅力を伝える方法が求められます。
ショート動画を使うことで、求職者に対して業界の実態や会社の魅力をリアルに
伝えることができ、結果的にリクルート活動を成功に導くことができます。
────────────────────
● 何故、SNSでの配信が効果的なのか
────────────────────
求職者は、求人サイトや求人雑誌、ハローワークなどから、
どこの会社に就職しようかいろんな媒体で企業を比較検討します。
マイナビが行った、2025年卒の大学生に行った活動調査では、
企業の選考に参加した基準の中に、「福利厚生の手厚さ」や、
「給料の高さ」「社会的信用性」などが選考基準となっております。
また、中途採用においては、求職者の選考基準として、
「将来性」や「キャリアアップ」、「給与」「福利厚生」などがあげられると、
こちらもマイナビの転職動向調査での調査結果があります。
企業を比較していく中で、給与や待遇がよい企業に流れる傾向がある昨今において、
SNSで配信することで、転職する前からアプローチをすることができ、
「転職するならこの企業だ!」と求職者に思っていただければ、
他の企業へ人財が流れてしまうことを防ぐことができます。
SNSは今では日常の生活の一部として活用している方も多く、
こういった配信は有効で、拡散力が高いため、広がりもあります。
────────────────────
● 製造業におけるショート動画活用事例のご紹介
────────────────────
製造業は、「3K」と呼ばれるようなイメージが強く、
労働環境や仕事内容に対する不安を抱える求職者が多い傾向にあります。
これらの業種において、TikTokやInstagramのショート動画を利用することで、
従来のイメージを払拭し、仕事の魅力を視覚的に伝えることができます。
《仕事のやりがいや魅力をアピール》
製造業では、工場内での作業やライン作業が一般的に行われています。
しかし、実際には多くの企業が技術的な向上や自動化、効率化を進めており、
昔の「きつい、汚い、危険」というイメージは改善されつつあります。
この点をショート動画で伝えることは非常に効果的です。
ある製造業の企業が「製造現場での1日」をテーマにしたショート動画を
Instagramにて投稿した事例があります。
この動画では、工場内の作業員が最先端の機械を使い、
効率よく作業を行っている様子を撮影しております。
これにより、どれだけ作業環境が改善され、技術的に進化しているかを強調しました。
また、作業員のインタビューを挟み、「昔の工場作業と今の作業はこんなに違う」
といった内容を語らせることで、求職者にとって安心感を与えることができました。
このような動画は、求職者に対して「昔のイメージとは違う」
「最新の技術で効率的に働ける」といった新しい価値観を提供し、
求職者の応募のハードルを下げる効果があります。
────────────────────
● 3K業界におけるリクルート活動の成功事例
────────────────────
「3K」と呼ばれる業界、例えば建設業や運送業などでは、
長年にわたり労働環境に対するネガティブな印象が定着しています。
これらの業界でリクルート活動を行う際、SNSを活用することが非常に効果的です。
特に、ショート動画は、視覚的に魅力を伝える手段として非常に有効です。
<現場で働く社員の声を取り入れる>
3K業界において最も重要な点は、現場で働く社員のリアルな声を求職者に届けることです。
動画を活用すれば、従業員が実際に仕事をしている様子や、
仕事に対する誇り、やりがいを自分の言葉で語ることができます。
ある運送業の企業では、Instagramで「1日の仕事の流れ」と題した、
ショート動画を投稿しております。
この動画では、社員が自分の仕事内容を解説し、
どのようにして仕事の効率化や安全性を高めているかを紹介しました。
また、実際に現場で働く社員が笑顔で働いている様子を撮影することで、視覚的に
「3K業界でも楽しく、やりがいを持って働ける」という印象を与えることができました。
<「きつい」をポジティブに捉える>
「きつい」とされる仕事をどうポジティブに捉えるかが、3K業界でのリクルート活動の鍵です。
とある建設業の企業では、Instagramのリールにおいて、
「きつい仕事がやりがいに変わる瞬間」をテーマにした動画をアップしました。
この動画では、実際に仕事が大変だったが、それを乗り越えた瞬間の達成感や仲間との絆を紹介し、
視覚的に「きつい仕事でも達成感がある」というメッセージを伝えました。
このように、厳しい環境でも達成感や成長を感じられる仕事であることを強調することで、
求職者の不安を取り除くことができました。
製造業や「3K業界」でのリクルート活動において、TikTokやInstagramを活用することは
非常に有効です。これらのショート動画は、業界のネガティブなイメージを払拭し、
現場での仕事の魅力を視覚的に伝えることができます。
特に、実際の社員の声や仕事の過程を動画で紹介することにより、求職者が安心して
応募できる環境を作ることができます。SNSを駆使することで、より多くの求職者にリーチし、
採用活動を成功に導くことができます。
最近ではスマホやAIを活用して、動画のテロップを自動的に掲載することも可能です。
ご不明点、ご興味がございましたら、お問い合わせください。