ホームページ制作の手順について
企画・準備段階で方向性をしっかりと定める
ホームページ制作は実際の制作作業よりも、むしろ企画・準備段階が重要と言われています。自分たちの目的に合ったサイトを作らなければ、期待する成果を得ることは難しいからです。例えば、40~50代のビジネスマンをターゲットにしたサイトでポップなデザインを採用した場合、そのデザインがどれだけ魅力的でも、期待した成果を得ることはできないでしょう。
このホームページ制作の手順については、自分たちで制作するにせよ、プロの制作会社に依頼するにせよ、事前の話し合いと打ち合わせがとても重要になってきます。制作の担当者に希望や要件をしっかりと伝え、どのような方向性でサイトを制作していくのか、ビジョンを共有することになります。
打ち合わせである程度の方向性が決まったら、サイトの構成とデザインを決定していきます。ワイヤーフレームなどで実際のサイトの構造をチェックし、必要なコンテンツが抜けていないかをチェックし、さらにわかりやすいかどうかも見ておきましょう。サイト開設後の運用・更新を自分たちで行う場合、サイトの構造をしっかり把握しておく必要があるからです。
デザインに関しては、先述のようにターゲティングがとても重要になってきます。ユーザーになってもらいたい層にアピールできるデザインか、そのうえでオリジナリティのある魅力的なデザインかを見ていくことになります。
このターゲティングを決めたうえで流行をうまく取り入れていきましょう。あくまでオリジナリティの維持を心がけつつ、同業種や同じ客層をターゲットにしているサイトの「雰囲気」や「テイスト」「方向性」をうまく取り込んでいくのです。うまく真似る、といった感じでしょうか。
企画・準備段階でここまでこだわることができれば、あとはその計画通りにホームページ制作を進めていけば、納得の行くサイトを作ることができるでしょう。注意したい点としては、先程も少し触れたように、完成・開設後の運用を自分たちで行うことができるかです。動画を投稿するページやSNSとの連携など、Webマーケティングの視点からもチェックしておきましょう。