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映画の秋

という言葉があるのかどうかは知りませんが、読書の秋、芸術の秋というように、秋は感受性が豊かになる季節なのかもしれません。

そんなわけで、先日「とある飛空士への追憶」というアニメーション映画を見てきました。
簡単に言うと、敵国に命を狙われるお姫様を飛行機に乗せて飛んで逃げる話です。原作者いわく、「ローマの休日+天空の城ラピュタ」だそうで、なるほど、言い得て妙です。
原作を読んだことがあり、とても面白かったので期待して見に行ったのですが……

期待以上でした。

まず映像がキレイ! 全編通して空と海が舞台になるのですが、とにかく美しいです。飛行機の機動もとてもよく描かれており、細かなところまで行き届いている感じです。紅の豚にロマンを感じる人は好きになると思います。
音楽も作品の雰囲気に馴染んでいてよかったです。
キャストについてはいろいろ異論もあると思いますが、初々しい感じがあって、それはそれでよかった……のかもしれません。サンドウィッチマンの富澤さんは意外といい味出してました。

そして何よりストーリーがよかった。
とはいえ、これはほぼ原作に忠実なつくりで、原作がとてもよかったので原作どおりなら何も問題はない、とも……脚本は「時をかける少女」、「サマーウォーズ」を手がけた奥寺さんが担当だったので、不安要素はほとんどありませんでした。
演出もとてもよかったです。物語のよさを引き立てていて。特にラストシーンは必見です。

全国の映画館で上映中です。
気になった方はぜひ映画館へGO、です。

以上、三度の飯と同じくらいアニメが好きなaotaでした。

2011年10月13日 | スタッフブログ