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1/17 自然災害

今日は2年ぶりに名古屋で大雪が降りました。
10cm近くは積もったでしょうか。

雪のため半数近くが遅刻。。。。
JRでの出勤のメンバーは電車が動かないため、
今日はお休みになった人もいます。

写真

名古屋駅周辺も雪で真っ白でした。

写真2

屋上も雪で埋もれていました。

ちょうど今日で阪神大震災から、16年目だそうです。

今日は、16年前の災害に襲われた方の手記を
ご紹介したいと思います。

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380 1/2(北海道) :2008/09/11(木) 23:01:46.31 ID:+IuZYJxl0

1995年1月16日に戻りたい。

当時21の私と倫子はその日ちょっとしたことで
喧嘩をしてしまった。

明らかに私が悪い理由で。

普段なら隣同士で寝るのにこの日はひとつの部屋で
少し離れて寝た。

17日の朝、大きな揺れがあった。

あまりに大きな揺れにあわてている間に
すごい音と共に屋根などが崩れてきた。

運良く私も倫子も無事だった。

しかしお互いを確認するのは声だけだった。

二人の間には大きな瓦礫の壁があった。

私は窓の近い側だったので、隣近所の方が
瓦礫を少しどけてくれて、自力で出ることができた。

私は倫子を助けるために近所の方と合わせて4人で
瓦礫をどけようと必死だった。

倫子は、

「真っ暗で怖いけど、私は大丈夫だから」

と叫んでいた。

1時間か2時間か、時計もなく分からなかったが、
ある程度作業が進んだ。

これなら助かると思った。

しかしそのとき周りの人が

「隣の家から火の手が上がっている」と言った。

隣の家はこちらに傾いていた。

危険だと周りは言った。

皆、ピッチを上げて作業をした。

しかしそのとき、隣の家が崩れてきた。

私も周りも、その場から反射的に離れた。

そう、見捨ててしまった。

どのくらいその場にいたのか分からない。

ずっとその場にへたり込んで座っていた。

「消防はどうして来てくれなかったんだ」

「神はどうしてこのようなことをするのか」

「瓦礫をどけはじめたときにもっとうまくやっていれば、
助かったんじゃないのか」

「見捨ててしまった・・・・・・・・・」

「どうして自分も死ななかったのか」

こんな言葉が頭をずっとめぐっていた。

周りは「しょうがなかったんだ」と言った。
気に病むな・・・と、、、。

そんなこと、できるはずがないことは周りも分かっていただろう。

私はその言葉を聞いてから、ずっと泣いていた。

後日、瓦礫の山からともこの骨だけが見つかった。

381 2/2(北海道) :2008/09/11(木) 23:02:16.75 ID:+IuZYJxl0

たった1.5メートルの距離の差だった。

たった1.5メートルの距離の差が「1番大切な人」を失う距離だった。

16日に喧嘩したことが、素直でなかった私が、
最も失ってはならない「大切な人」を失う結果にしたのだ。

喧嘩をしていなければ、二人とも助かったかもしれない。

そうでなかったとしても、倫子をひとりにすることはなかった。
そして、見捨てることも・・・・。

私は1995年1月16日に戻りたい。そして君と一緒にいたい。

阪神大震災

経験をしていないとっては分からないことだと思う。

しかしそれはしょうがないことだとも思う。

ただ、これから1月17日に阪神大震災の話題が出たときに
いまさら・・・、とは言ってほしくない。

そういったことがあったことを知っておいてほしい。

そして今恋愛をしている人に。

あなたは大切な人を手放さないで下さい。

今すぐにでも謝れることなら、すぐに謝ってください。

後から後悔しても、すべて戻ってこないのですから。

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今の世の中、一寸先は闇なのかもしれません。
自分の人生にどんな災難がふりかかるのか分かりません。

特に身近な人を亡くした悔いは一生残るでしょう。
身近な周りの人にはちょっとしたことでイライラせず、
優しく、日々後悔しない生き方をしなくていけませんね。

1日1日を精一杯生きて、いつどのようになっても
悔いのない人生を送りたいものです。

最後に16年前に災害にあわれた方へのご冥福をお祈りします。
また、このような辛いメッセージを語ったくださった方のためにも
この教訓を活かした人生を送らなければいけませんね。

2011年01月17日 | 社長ブログ