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2/27 NOとは言わない。

とあるメルマガの記事です。
仕事をやる姿勢のお手本ですね。

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人に何かを勧められた時、
「いやぁ、私には無理です」とは
いままで一言も言わなかった。

そこで変に遠慮をしたり、断ったりしたらもうお終い。
だから「はい、やります」と。

勉強はそれから死に物狂いでやるんです。

中嶌武夫
(ナカリングループ代表、メルセデスベンツ中央 会長)

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学業の傍ら始めた自転車店から身を起こし、
一代で日本一のベンツ販売店をつくり上げた
ナカリングループ代表の中嶌武夫氏。

店で自転車のみを扱っていた頃、お得意先に
「オートバイはやらないのかい?」と聞かれ、
氏から反射的に出た言葉は「はい、やります」。

当時の中嶌氏は、バイク修理の仕方も
何も知らなかったといいます。

……さらにそれから月日が経ち、会社は自動車販売に進出。

ある時、ドイツのダイムラー社から
「ベンツの販売権を譲り受けるか」と
相談を持ちかけられた時も
氏は「はい、やります」と即答。

そのためには、修理工場があることが条件でしたが、
ここで「ない」と言ったらお終いだと考えた氏は、
とっさに「東京湾の有明に準備しています」と答え、
それから必死に土地探しを始めます。

運よく土地を手に入れた中嶌氏は、
その言葉どおり同地に工場を建て、ベンツの取り扱いを開始。
そして会社を日本一のベンツ販売店へと育て上げられました。

幸運の女神には前髪しかついていない、といわれます。

よく知られた言葉ですが、しかし、
いざそのチャンスが巡ってきた時、
「私にはまだ……」と変に遠慮をしたり、
言い訳をしたりして、そのチャンスを逃していることが
多いのではないでしょうか。

誰にも巡ってくるチャンスを、その手につかめるかどうか。
幸運の女神は、中嶌氏のように勇気のある人、
常に前を向いて挑戦を続ける人に
微笑んでくれるのかもしれません。

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私も同じよう経験をしたことがあります。
前職では、営業だけでなく予約システムの設計や開発も行っておりました。

とあるホテルチェーンからネット上の予約システムと、ホテル内にある
他社の予約システムを連動したいというお話がありました。

通常であれば、明らかに難しい案件です。
連動したいというだけで、詳細はよく分からない。
それも他社との予約システムの連動で、こちらのシステムを専用に
カスタマイズしなくてはなりません。

ホテル内の予約システムは、そのホテルの生命線です。
他社のシステムと連動させて、予約データが壊れてしまったら
損害賠償ものです。最初はやはり本当にできるのだろうか躊躇しましたが
大きな案件だし、受注できればそのホテルチェーンにくい込むことができる。

2つ返事で「たぶん大丈夫ですよ」と言ってしまいました。
そこからは直ぐにネットや技術書を調べて猛勉強しました。。。

昼間は営業。夜はシステム開発。
1ヶ月ほどは、ほとんど寝ていなかったと思います。
会社にも寝泊りして、よくそのまま床の上に寝ておりました。

先方のシステム担当者も最初はよく分からない会社に
依頼することが気にいらなかったようです。
そのため、あえてこちらをいじめるようなキツイ言い方や
冷たい対応が続きました。

それでもなんとか納品して、無事システムが稼動した時は
仕事への大きな自信に繋がりました。
また、その仕事をきっかけに、そのホテルチェーンのホームページ制作や
予約システムの導入がすることができました。

最初のときに明らかに無理ということで、仕事を断っていたらどうなって
いたのでしょう。自分自身の成長も、より大きな仕事も受注もなかったでしょう。

ラクーの理念に
「できませんは禁句」というものがあります。

この意味は、
「自分自身と会社の可能性を信じきること。積極的に問題点を見つけ、
何事も「できる」というスタンスで臨み、責任感を持って問題に対応します。
複雑な問題も、問題を個別に分解し、計画を立てて1つ1つ潰していき解決します」

これは、私自身の経験からよるものですが、
最初からできないと諦めてしまう人がいます。
これは本当にもったいないことだと思います。

皆様も仕事をやっていく上で、いろんな困難があるでしょう。
ただ、最初から諦めてできないとしてしまったら、自分自身の成長もありません。
何事も挑戦する心を持って欲しいと思います。

2011年02月28日 | 社長ブログ