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7/25 ブレイクスルー思考

今、世界中でいろんな問題が起きていきます。
会社レベルや個人レベルでも、すぐに解決できない問題もあります。

今までは何か問題がおきると過去の経験や実績から、
その問題を解決しようとしたり、未来を見据えたりしました。

ただこれからの時代、過去の延長線上には実は未来がないかもしれません。
今までの成功事例が通用しないことが多くなってきました。
そのため過去や現在の事実から未来を考えることが出来なくなりつつあると
感じています。

そのためどうするのか?

ブレイクスルー思考というものがあります。
日本でもトヨタや三菱などで導入されている考え方です。

どのように未来を考えるのか?問題に対処するのか?

まずは未来を究極のあるべき姿から考えようということです。

それから現在の問題を考える。
今の現状から問題を解決するのではありません。
問題を根本から考える。それも徹底的に考える。

現状の成功体験や実績をまっさらにして考える思考のために
ブレイクスルー思考と言われています。

また、「主役は誰か?」をよく考えなくてはいけません。

ドラッカーと同じ考え方でもあります。
顧客とは何か、それを本来は徹底的に考えなくてはいけません。

その商品・サービスに対して、
・顧客が、お金を出しても買うか?
・顧客が、感動するか?
・顧客の大きな付加価値をつけるか?

今までは自社の勝手な都合で、商品の価格帯やサービス内容を
決めてしまっている場合も多くあります。
本来は顧客のために決めなくてはなりません。

そのため顧客のために今のサービスや価格帯を決めなくては
将来的に厳しくなるでしょうね。

今の日本は競争から寡占の時代に入っています。
寡占の時代では、その業界の上位数社しか生き残れません。
欧米やアメリカではそうなっています。

今は激動の時代であると感じています。
その中で生き残るためには、必要な考え方であると思います。
社内でもうまく活用していきたいですね。

2010年07月26日 | 社長ブログ