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7/4 良いところを伸ばす

とあるメルマガで、素敵なお話を見つけました。
是非読んでみて下さいね。

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弟は小学生の時、算数が苦手だった。

小学4年の時だったら足し算とか簡単なはずなのに
本当にわかんなくてテストはいつも30点とか。

母はそんな弟を見て、なんで他の子みたいにできないのかって
テストを渡すたびに怒られていた。

で、家庭訪問の日。弟は頭が悪いからチクられるんじゃ
ないかって 気になってるみたいだから2人でふすまから覗くと、
なぜか母と先生が泣いてた。

弟はそんなにバカなんだなーって子供ながらに辛くて、
二人で泣いてたら急に弟が 一気にふすまあけて

「頭悪くてゴメンナサーイ」

って泣いたの。

そしたらお母さんが弟をぎゅって抱きしめてきた。

怒られるかとおもってたからびっくりしてたら、
先生が事情を説明してくれた。

……学校で、ちょっと障害のある子が弟の隣の席だった。

算数ドリルをやるときとかよく手をもじもじしながら
ウーウーうなってて、クラスの男子にバカにされると
物とか投げ散らして暴れるような子。

ある日バカ男子がその子のことを馬鹿にし始めたら、
弟はその子達には向かって止めたらしい。

んで、そうこうしているうちに、みんなその子に対しての
いじめとかなくなったそうです。
今では休み時間とかもみんなで遊んだりしてるそうです。

その子の親がすごく喜んでくださってて、今度お礼に
伺いたいということを話してたらしい。

その後先生が通知表を見せながら

「算数よりも人として大切なことを、○×君はわかっています。
だから怒らないであげてください。

お勉強は私がみっちり教えますので!」

と言ったそうです。

算数は2だったけど、思いやり・親切心と友達を大切に
しているの項目に二重丸の判子の横に 先生が手書きで
大きいハナマルをつけていた。

中学卒業時に離れてしまったけど、弟は今年彼のいる
養護施設の介護士となって 今も楽しく遊んでいます。

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人の良いところをしっかりと見て、褒めることはできそうで
なかなかできません。私も人の悪いところにすぐに目がいって
しまう傾向があります。誰でもそういう面はあると思います。

人を評価するときに、マイナス面を指摘することも大事です。
ただそれはその人が本来持っている癖や性格もあり、
よほどの失敗や経験がないとなかなか直りません。

それよりもその人が本来持っている良い部分を伸ばしてあげた方が
より成長すると思います。

会社であれば、本人が何をやりたいのか。

やりたいことを本業にできる人は確かに一握りです。
ファッションデザイナーでも、そういう学校を出て、大手に入っても
下積みばかり。それで一生が終わってしまう人がほとんどです。

ただ、その中でも自分のやりたい仕事、やってみたい仕事につければ
本気になると思います。一生懸命やっていれば、誰かが見ています。

日本は世界で一番、会社に対する不満が多い国だと聞いたこともあります。
食べるために仕事をするのは仕方ない事です。。。

でも自分が本気でやりたいことがあれば、それを思いっきりやれば、
おのずと結果もついて来ると思います。

ラクーでは、それぞれの目標やスキルアップに繋がるように会社を
利用してもらえば良いと考えています。もちろんお客様の為に
一所懸命やることは言うに及びません。お客様の為に一生懸命やることで、
自分のスキルアップにも繋がります。そんな会社を目指しています。

2010年07月04日 | 社長ブログ