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ホームページ制作とシステム開発の知っておくべき違い

【ホームページ制作とシステム開発の違いとは?】
一見すると、ホームページ制作もシステム開発も同じような仕事に見えます。確かに、プログラミングをして何かの機能を付けるという点では同じです。しかし、両者の間には、その目的と実際の作業という点で差があります。

たとえば、ホームページ制作では、一般の人を対象としているため、魅力的なデザインのものにする必要があります。また、イラストや画像、動画を入れるなどして動的な完成品とすることが多いです。一方で、システム開発では、特定の業務を効率よく行うという目的があります。そのため、魅力的なデザインというところは重視されず、むしろシンプルで作業に集中しやすいものとします。同時に、動作を重くするような動画などは省き、必要最低限のものだけに絞ります。

主に使われているプログラミング言語も異なります。ホームページ制作では、HTMLやJavaScriptと呼ばれる言語で書かれます。システム開発ではC言語やSQLなど、それぞれのシステムに合ったプログラミング言語が選ばれます。このように使われている言語そのものが違うため、システム開発をしている人が急にホームページ制作をするのは難しいことが多く、逆も同じです。

【二つの技術が組み合わされたサイトが多くなっている】
このように、システム開発とホームページ制作ではいろいろな違いがあるわけですが、多くのサイトでは二つの領域がどちらも用いられています。というのも、サイトの機能がかなり複雑になってきているからです。サイトの構成そのものや写真、記事を載せるという基礎的な制作作業だけであれば、HTMLやJavaScriptで事足りることが多いです。しかし、ECサイトのように膨大な商品データベースの管理と検索、決済プログラムの作成、AIを使ったサービスの提供などをしているサイトでは、それだけでは機能を構成できません。そのため、開発系で使われる技術が利用されるわけです。このように、異なるタイプの技術ではありますが、サイトの中ではミックスされて使われていることも多いのです。

2021年03月29日 | スタッフブログ