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ホームページ制作とシステム開発の違いとは?

【ホームページ制作の特徴】

コンピューター上でプログラムを動かすためには、プログラム言語と呼ばれる特有のコードを使って機能を作っていくことが必要となります。それぞれの分野で独特のプログラム言語が使われることが多く、ホームページ制作でも特有の言語があります。

ホームページ制作ではいくつかのプログラム言語が利用されますが、基本となるのはHTMLと呼ばれるタイプです。これはホームページを作ったり、メールの文章を構成したりする以外でそれほど使われることはなく、一般的な業務ソフトや文書ソフトなどでは使用されません。そのため、ホームページ制作では他のジャンルで使われない言語が使用されることが多いのです。

また、ホームページ制作における特徴としては、画像や動画などのデザインに関わる仕様が多いという点も挙げられます。単に情報を伝えるだけであればテキストだけでも良いのですが、現在では見やすく魅力的なサイトを作ることが必須となっているため、デザインにかなり力を入れています。また、アニメーションや画像スライドなど、動的なページにすることも多く、視覚的な工夫も多く取り入れられるようになっています。

【システム開発との違いとは?】

システム開発の現場は、主に企業において業務を効率化するためのプログラムを作ることが多いです。具体的には、社員同士の情報共有や資料の作成、会計処理、在庫管理などがあります。こうしたシステムでは、処理を速くしたりコストを下げたりといった必要最低限の機能があれば良いので、テキストと最小限のアイコンだけを作るというケースが多く見られます。デザインに凝るということはあまりなく、システム開発ではより使いやすいものが最優先されます。システム開発におけるプログラム言語も、やはりいろいろなものが使用されますが、ホームページ制作のように特有のものがあるというよりは、汎用的な言語が使用されることが多い傾向にあります。

2020年06月24日 | スタッフブログ