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ホームページ制作とシステム開発は違うもの?

【ホームページ制作とシステム開発の関連性】
もともとホームページ制作とシステム開発は、異なるジャンルの開発作業でした。ホームページ制作はあくまでもWebサイトを作る仕事であり、HTMLやCSSといったプログラミング言語を使って、デザイン性に富んだ一般向けのプログラムを組んでいきます。一方で、システム開発ではJavaScriptなどの様々な言語を用途に合わせて使い分けます。一般向けではなく、企業内での使用に特化していて、デザインよりも使い勝手重視の開発がなされます。

しかし、最近ではホームページ制作とシステム開発の両方を行う会社が増えていますし、実際に両方の制作を依頼するケースが多々見られます。というのも、企業が社内で使う業務システムとホームページを連携させることが多くなっているからです。オンラインショップで販売した商品の決済まではホームページで行い、そのデータを社内システムの在庫管理や発注・発送システム、顧客管理システムなどに移行して処理する流れができています。こうしたことから、ホームページ制作とシステム開発は垣根がなくなりつつあり、お互いを組み合わせたシステムが多くなっているのです。

【高度な機能を持つサイトが増えていることも背景に】
さらに、ホームページ自体に複雑な機能を持つケースも増えています。たとえば、サイト内でユーザー同士がコミュニケーションを取ったり、自分たちでコンテンツを配信できたりする機能です。また、画像をWebサイト上で編集してSNSに投稿するとか、ファイルをクラウド上に保存するといったニーズも増しています。

このように、単に情報を閲覧するだけではなく、いろいろな作業ができるホームページを求めるユーザーがたくさんいるため、高度で複雑な機能を実装しなければならなくなっています。こうした機能を入れるには、やはりシステム開発のノウハウが必須です。こうしたことからも、現在ではホームページ制作とシステム開発は密接に関係するようになっているのです。

2022年11月28日 | スタッフブログ