【ホームページ制作の流れ】

ホームページ制作ではたくさんの作業が必要となります。まず基本として文章と写真やイラスト、アイコンなどの画像がないと成り立ちません。それに加え、ページを相手に正しく表示させたり、何らかの機能を動かすためのコードも必要となります。このコードは表に出ることはありませんが、HTMLやJavaといったプログラム言語を使って書かれており、かなりの量となります。

こうした文章や画像、コードをサーバーと呼ばれる場所に送り、保管する作業も求められます。サーバーというのはサイトを構成するすべての情報を保管していて、ユーザーがサイトにアクセスしようとすると、ここからデータが送られてパソコンなどに表示されるようになっています。サーバーを持っている専門の会社があるので、ホームページ制作をする会社とは別にサーバーレンタル会社と契約して利用することになります。

【サイトを作るために必要な費用は？】

ホームページは個人でも作ることが可能です。文章や画像を自分で用意してコードを書くことができれば、一人でもできるのです。また、ホームページ制作を支援するソフトもあるので、Wordで文章を作るのとさほど変わらない感覚で作ることもできます。しかし、やはり時間がかかりますし、質の高いものを作るのは素人では難しいものがあるので、プロに頼むのが一番です。

ホームページ制作会社では、お客様の“どんなサイトにしたいか”という要望に応じて作業を決め、予算を組んでいきます。ページ数が少なく非常にシンプルなホームページであれば、1万円以内で作ることも可能です。一方で、ページ数が多く、たくさんの機能を入れたサイトにしたいのであれば、かなりの費用がかかることもあります。企業がサイト内で商品を販売するなど、本格的なものであれば、百万円単位でかかることも珍しくありません。このように、サイト制作の費用はかなりの幅がありますので、制作会社を選ぶところから機能やボリュームをどうするかなど、細かく考えることが大事です。