成果報酬型のホームページ制作ってどんなスタイル？
ホームページを開設してもなかなかアクセスが集まらない、売上に結びつかないと悩んでいる運営者は少なくありません。それでも、ホームページ制作費やレンタルサーバー代などのランニングコストは出ていきますので、黒字化させるのが厳しくなってしまいます。そのような時には、成果報酬型のホームページ制作サービスを検討してみるのも良いでしょう。
【ホームページ制作の料金体系】
成果報酬型のホームページ制作とは、単にホームページを作るだけでなく、一定の成果が出たら、その成果の数や金額に応じて報酬が決まるというスタイルです。具体的には、PV数つまりページをユーザーが閲覧した回数で報酬が決まるというシステムがあります。他にも、売上金額もしくは件数ごとに報酬が決定される仕組みの場合もあります。
PV数の場合は、1PV当たり○○円という形で単価が設定されていますので、毎月のPV数の集計が出た時点で報酬が確定します。売上ベースの場合は、サイト経由で売れた金額の20パーセントなど、一定の割合で計算されることが多いです。
【成果報酬スタイルのメリットとデメリット】
このスタイルのメリットは、やはり確実に実績が出るという点でしょう。ホームページ制作会社も実績を出さないと報酬がもらえないわけですから、アクセスや販売が増えるようなサイトの作りや運用、マーケティングを真剣に行うことになります。
もう一つのメリットは、初期費用を抑えられる点です。通常の報酬制度だと制作時に大きなコストがかかり、その後サイトからコストを回収できるかは不透明という状況となります。しかし、このスタイルだと初期費用はかなり低額で、中にはゼロ円というところもあります。実績が出ないなら、費用負担はほぼないのです。リスクを抑えたサイト運用が可能です。
一方で、売上の数割を報酬として支払うことになるので、利益率が下がるのがデメリットです。せっかくオンライン販売で売上件数が増えても、利益が厚くならないというジレンマに陥る可能性もあるのです。（2022年現在）