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最近読んだ本など

お久しぶりです。廣瀬です。サンボマスターのライブに行ったりしていました。秋にはYUKIのライブに行けそうです。嬉しいです。

最近読んだ本を紹介しようと思います。

クラウドの衝撃――IT史上最大の創造的破壊が始まった

同僚に「“クラウド”って何なの?」と訊かれて、その場は何となく手持ちの知識で答えたものの、ちょっとそこらへん整理しておきたいなーと思って読んだ本です。導入部分が「クラウド」という言葉の定義や他の言葉との違いの説明にあてられていて、とても分かりやすくまとめられており、この章だけでも読む価値はあると思いました。まさに整理にうってつけです。その後に続くのが実際のクラウドを運営する企業の動きやそこでどのような技術が使われているのかといった話で、分かる人には興味深い内容だと思います。ただ最後の方は、「クラウドが普及すれば世の中はこう変わっていくだろう」みたいな話で、この手の“流行の技術”の話にはよくあることですが、ちょっと眉唾物。けれども総合的には読んでおいて良かったと思える一冊でした。

ブランドは根性 世界が駆け込むデザイン印刷工場「GRAPH」のビジネス

目にまぶしい黄色の表紙が以前から気にはなっていて、買って読んでみました。「GRAPH」という世界から注文が来る日本にある印刷工場の話なのですが、そのGRAPHが信条としている、クオリティに対して妥協しない姿勢、クライアントに提案していく姿勢、それらを実現する為に日々研究や実験を重ねる姿勢など、学ぶべきことが多すぎて感動すらしてしまいました。ましてそれが大企業の話ではなく中小規模の会社で行われているわけですが、むしろそういったところで勝負していかないと生き残れないとの判断があったそうです。とくに「捨てられない印刷物を作ろう」という考え方は、物体としてのカタチの無いウェブサイトであっても、同じことが言えるのではないかと思いました。

ハイパフォーマンスWebサイト ―高速サイトを実現する14のルール

いかにサイトの表示を速くするか、についての技術の本です。最近、Googleが検索結果の評価基準にサイトが表示されるスピードを加えるかもしれないという噂がまことしやかに流れています。あくまでサイトの最適化というものは訪れるユーザーに対して行われるべきだと思いますし、ユーザーの為の施策が検索結果に反映されるというのは、個人的には良い流れだと思います。今後どこかで、この本で学んだことを試していこうと思います。

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ウェブ上の情報の方が圧倒的にスピードが早かったり専門的な内容も豊富なので、どうしてもそちらに偏りがちですが、できるかぎり書籍や雑誌からのインプットや、ウェブ以外に関する情報もキャッチしていければなーと思います。

そして同時に、「アウトプットもしていかなければ!」と思う今日この頃です。

2010年02月25日 | スタッフブログ