Web担当者が知っておくべきホームページ制作後の運用の基本
最近では、独自のWebサイトを運営していない企業は少数派です。宣伝、集客、人材集めの面で、ホームページを有効に活用していないことは大きなデメリットになります。「ITは苦手だから」と面倒くさがっていては、大きな損失につながるでしょう。ホームページ制作後の運用の基本だけでも知っておくべきです。
更新作業
ホームページ制作後の運用に欠かせないのが、コンテンツの更新作業です。インターネットの世界で、情報の新しさは最も価値のあるものの1つです。1秒でも最新の情報を提供できるホームページでなければ、無数にあるWebサイトに埋もれてしまいます。ホームページのニュース記事やブログ、企業情報などは、こまめに更新すると良いでしょう。
ただし、やみくもに新しい情報を掲載していけばいいわけではありません。Webサイトを検索結果の上位に表示されるようにするには、サイト内の情報に一貫性が無いといけません。例えば、転職エージェントのホームページでは、「自分に合った仕事の見つけ方」「面接の基本マナー」など、転職に関係することに絞って情報発信をしていくべきです。需要があるからと言って時事問題や季節に関する記事を書いても、検索結果の1ページ目には掲載されにくくなり、肝心の転職エージェントを利用するであろう新規顧客を集めることはできません。
問い合わせ対応
問い合わせ対応も、ホームページ制作後の運用の一部です。一部どころか、企業によっては最も重要な部分となり得ます。最近は、企業への仕事の依頼や商品・サービスの購入などをホームページやSNSから行うことがほとんどです。テレビや雑誌でその企業の情報を得て電話をしてくる人は少数派ですし、これからも減っていくでしょう。ホームページに設置しているお問い合わせボックスに来るメッセージは、欠かさずチェックしなければなりません。今の時代、「本当に必要なら電話かメールをしてくるだろう」という怠惰な考えはNGです。
ホームページ制作と運用は、少しずつ始めてコツコツ積み上げていくものです。重く考えすぎずに、できそうなことから始めていきましょう。