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11/28 ワークライフバランスって?

ちょっと前にブームになった言葉です。

ウィキペディアで調べると、

「ワーク・ライフ・バランス (Work?life balance) は、
「仕事と生活の調和」と訳され、「国民一人ひとりがやりがいや充実感
を持ちながら働き、仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域生活など
においても、子育て期、中高年期といった人生の各段階に応じて、
多様な生き方が選択・実現できる」ことを指す。

分かるような、分かんないような言葉です。

ただ、この言葉をたてに、私はワークライフバランスを大事にしていますと
言ってさっさと帰ってしまう人もいます。

私は、ワークライフバランスというものは確かに大切なことではあると
思っているのですが、心情的に引っかかるのは
この【バランス】という言葉です。

どうも、この言葉があるせいで、【仕事】と【生活】というものが
対立軸に置かれてしまっているような気がして、それがどうにも
気持ちが悪いんです。

私にとっては、仕事も生活も、全てひっくるめて
「自分の人生」だと思っています。

なので、「仕事と生活と」という考えってある意味、逃げですよね。

なんでそう考えるのか。

自分はこの世に、どのようなやりがいや使命を担って生まれたのか
という事を考えて、そのやりがいや使命を全うするために、
どう生きたらいいか、という事を考えて生きていこうとしています。

そのやりがい・使命を全うしていく中で、たまたま仕事という場と
生活という場で行動していく、という事をやっていく、ということ
だと思います。

この考えが前提にあっての、ワークライフバランスだと思うんですよ。

ただ、そのバランスをとるのが非常に難しい。。。

しかし、幸いなことに、大多数の人は、この世に生まれた役割や使命を
全うしながら、仕事と生活の調和を図っていくことは可能だと思います。

逆に言えば、自分の役割や使命を自覚しないまま、ワークライフバランス
を図ろうとしても、それは単に仕事とプライベートを時間で按分した
だけで、中身の充実が伴っていない、不自然なものになってしまいます。

例えば、

「仕事も大変だけど、休みは休みで家族サービス。こっちも大変だよ」

とボヤいている人って、結構いますよね?

この人が、週休2日でそれほど残業がない生活をしていたとしても、
それでワークライフバランスがとれているとは、私は思えません。

ワークライフバランスを考える前に、まずは自分自身のやりがいと使命を
みつけることが、公私ともに本当に幸せに生きることではないでしょうか。

2010年11月28日 | 社長ブログ