システム開発とホームページ制作の関係性とは？
【システム開発とホームページ制作の違い】
一口に「IT技術」と言っても、その分野によって、使われるプログラミング言語や求められるエンジニアのタイプは異なるものです。ホームページ制作とシステム開発では、そもそも作成するものが異なりますし、対象や目的も違います。多くの場合、ホームページ制作を行う会社とシステム開発を専門とする会社は別個のものです。
しかし、中にはホームページ制作とシステム開発のどちらにも対応している開発会社が存在します。こうした会社では、複雑で高度な機能を持つホームページ制作をしたり、企業の業務システムと連動させたサイトを作ったりできるのが特徴です。たとえば、ショッピングサイトと会社で使用している在庫管理システムを連携させて、注文があったら自動的に発注処理や配送、在庫処理などを可能にします。
【システム開発もできるホームページ制作会社について】
このような開発を行うためには、ホームページ制作を行うエンジニアと、システム開発エンジニアの両方を揃える必要があります。一人のエンジニアがどちらも行うことはあまりないからです。そもそも、ホームページ制作では、コーディングを行うプログラマーやデザインを担当するスタッフなど、複数の異なるスキルを持つ人たちがチームで作業します。そこに、JavaやC言語、Rubyなどを扱えるプログラマーが入り、複雑な機能を設計し、プログラミングしていきます。
こうした開発会社は規模が大きく、複雑な作りの案件に慣れていることが多いため、幅広い要望に応えられるのが特徴です。システムやサイトのジャンルも柔軟に対応できます。まずは自社としてどんな機能を持つプログラムを求めているかをまとめて、相談してみると良いでしょう。もし、すでに自社で使っているシステムとサイトを連動させたいのであれば、システムを実際に見てもらうとともに、サイトからどのような形で処理をしたいのかを伝えましょう。