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ブラウザ上で画像やデータの色が変わる?

こんにちは、朝日です。
ホームページを見ていて画像やPDFファイルを表示させた時に、元の色とは変わって蛍光色で表示されることは無いでしょうか。
データのカラーモードによって、表示する色が本来の色から変わってしまう場合がございます。

ブラウザとCMKY

前回、2つの「色の三原色」についてお話しました。
テレビやディスプレイなどで表現される光の三原色(RGB)と、印刷などで表現される色材の三原色(CMY(K))ですね。

印刷物などのデータは予めカラーモードをCMYK形式に変換する必要がございますが、
CMYK形式に変換したデータをそのままブラウザで表示させると色味が変わってしまう場合がございます。

たとえば、
デスクトップ上のこの2枚の画像、見た目として違いは無いように思えます。
比較2

しかし、一部のブラウザや端末で表示してみると以下のような色で表示されます。
比較
↓実際の表示がこちら

RGB
RGB

CMYK
CMYK

全体的にCMYK形式のイラストは色味が鮮やかになっています。特にぶどうがわかりやすいでしょうか。
環境によって、CMYK形式のデータを表示できず色味が変わってしまうそう。
そのような場合は、CMYK形式のカラーモードをRGBへ変換することで本来の色味で表示することができるようになります。
ブラウザ上や端末内でだけなぜか色が変わってしまう、そんなときにはカラーモードを確認し、CMYK→RGBへ変更してみてください。

2017年11月24日 | スタッフブログ